15-12. アフリカ人は出アフリカ組みに対し遺伝的に極めて多様 rev.2

  Nature OnlineのLetterにアフリカ人は地球上の他のどのグループより遺伝学的に多様であると言う内容の報告がありました。 この記事は論文発表ではなくアフリカ・プロジェクトの紹介で、アフリカ人に多い疾病の中でリューマチ性心疾患、腎臓病、糖尿病、アフリカ睡眠病および心臓-代謝病を含む 多くの疾病のためのアフリカの人口の遺伝的危険要因を同定することを目標とし資金提供されると言うものです。

このプロジェクトは、遺伝サンプルを集めるために南アフリカとナイジェリアで2つの施設に資金提供するのだそうです。
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Nature Biotechnology 31,10(2013)doi:10.1038/nbt0113-10b
Published online; 2013/1/9

The US National Institutes of Health (NIH) and the London-based charity Wellcome Trust launched a new initiative designed to bolster Africa's genomics research capacity.
The Human Heredity and Health in Africa (H3Africa) scheme announced on October 8 is a $38-million, five-year project aimed at studying diseases that affect the continent's people.
“There is almost no cutting edge genomics in Africa. We can help correct that,” says Jane Peterson, a senior NIH advisor based in Bethesda, Maryland.
The first H3Africa projects aim to identify genetic risk factors in African populations for a number of diseases, including rheumatic heart disease, kidney disease, diabetes, African sleeping sickness and cardio-metabolic diseases.
The project will fund two repositories for genetic samples?one in South Africa, the other in Nigeria.
A pan-African bioinformatics network providing computational hardware and training for staff in genomics and population-based research are also included.
The findings could have global importance, says Pat Goodwin, head of pathogens, immunology and population health at the Wellcome Trust.
Africans are more genetically diverse than any other group on the planet, she says.
This genetic variability could make it easier for scientists to identify genetic risk factors that would be hard to spot in a more genetically homogenous population.
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  "米国国立衛生研究所(NIH)およびロンドンのチャリティー、ウェルカム・トラストは、アフリカのゲノミクス(ゲノム解析)研究キャパシティーを強化するように 計画された新しいイニシアチブを始めました。 "
  "10月8日に発表されたアフリカ(H3Africa)計画の中の「人間の遺伝および健康」は、3800万ドル(大陸の人々に影響する疾病の研究を目指した5年のプロジェクト)です。 "
  "「「アフリカには最先端(ほとんど)ゲノミクス(ゲノム解析)はありません。私たちは、それを修正するのを支援することができます」とジェーン・ピーターソン(ベテスダ(メリーランド)に 本拠がある上級のNIHアドバイザー)が言います。 "
  最初のH3Africaプロジェクトは、リューマチ性心疾患、腎臓病、糖尿病、アフリカ睡眠病および心臓-代謝病を含む多くの疾病のためのアフリカの人口の遺伝的危険要因を同定することを目標とします。
  "プロジェクトは、遺伝サンプルを集めるために南アフリカとナイジェリアで2つの施設に資金提供するでしょう。 "
  全アフリカのバイオインフォマティクス(生物情報科学)・ネットワークが提供するゲノム解析スタッフのためにコンピュータのハードウェアとそのトレーニングと母集団に基づく研究も含まれています。
  発見物はグローバルな重要性を持つことができた、とウェルカム・トラストの病原体、免疫学および市民健康のヘッドであるパットグッドウィンが言いました。
  "アフリカ人は地球上の他のどのグループより遺伝学的に多様であると彼女は言います。 "
  この遺伝的変異性は科学者に対し、より遺伝学的に均質な集団の中では見つけるのが難しい、遺伝的危険要因の同定をより簡単にしました。

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先ず昨年11月にNatureで発表された論文(当ガラパゴスの記事15-10)では、

遺伝: ヒト集団内で最近起こった遺伝的変動

  米国立心肺血液研究所(NHLBI)のエキソーム塩基配列解読計画の一環として、欧州系アメリカ人とアフリカ系アメリカ人6,515人のエキソームが解読された。
  今回これらのデータを使って、タンパク質コード領域内の一塩基変異(SNV)のうち約73%、また有害と思われるSNVのうち86%が、過去5000?1万年以内に生じたものであると推定された。
  これは進化の歴史から見れば短い期間であり、人口が急激に増加した時期と一致する。
  有害と推定される変化の約86%がこの同じ時間枠の中で生じており、アフリカ系アメリカ人に比べると欧州系アメリカ人のほうが、必須遺伝子やメンデル型疾患の遺伝子に有害な変異を多く持っている。
これらのデータは、最近のヒト集団では変異の起こりうる余地が広がり、それがメンデル型疾患という負担にも影響を与えてきたことを示唆しているが、これは同時に、有益な遺伝的変化をも促進する可能性が高く、 今後の世代でそうした有益な変化が選択されていくと考えられる。
  実用面では、この研究成果は遺伝子マッピング研究の際に疾患の原因となる変異の優先順位をつけるのに役立つだろう。
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  この記事では、ゲノム中のわづか1%を占めるたんぱく質のコード領域(Exome)の研究では アフリカ人よりヨーロッパ人の方がより多い有害な変異を持っておりそれらはここ5000〜10000年以内の生じたと報告している。
  ところが、今年のNatureのニュースでは、アフリカ人は他のどの人類集団より遺伝学的に多様だと言っています。

何で遺伝子的に古いアフリカ人の方が遺伝的に多様なんでしょうか?



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