30-29. 頑張れソニー考 rev.8 「感性に訴える程度の商品を出せばいいのか?」

2016/9/3 rev.8

  今朝の朝日新聞に、ベルリン見本市でのパナソニックとソニーの記事が出ていました。
  見出しは「さりげない家電 from Japan」です。 そしてソニーの方向性は、感性に訴える商品を、です。そして記事を読んだ感想は......「ライフスタイルを変えるぐらいのイノベーションを興す」なんてことは ありそうにもない.....、です。 期待しているのは「さりげない家電」や「感性に訴える程度の商品」ではなく、「ライフスタイルを変える力のある商品」です。 しかし今のソニーは、もうライフスタイルを変えるようなイノベーションは出せない、今の製品を「チョコッと改善」するのが精いっぱいと完全にギブアップしたように感じます。 すっかりその辺の大手家電メーカーに成り下がってしまったベンチャー精神が欠如した社長以下現在の社員では無理そうです。 日本のガラパゴス的だが革新的な技術・開発力をソニーに期待している当方にとっては本当につまらない、残念!




















































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30-29. 頑張れソニー考 rev.7 「もう一度ライフスタイルを変えるぐらいのイノベーションを興すことは可能なのか?」

2015/7 rev.7

  このところソニーのウォークマンに触れた、ソニーの懐古をほうふつとさせる記事が立て続けに朝日新聞に掲載されました。読めば読むほど、ソニーが陥った大企業病は治療不可能なレベルになってきている事がはっきりと理解できます。残念ですね!!!!!!

  イノベーションは現ソニーのような大企業からは絶対生まれそうにありません。ソニーは解体して小さな中小企業体から出直すべきでしょう。大企業に守られた駒に過ぎないサラリーマン開発者ではだめで、   中小企業の生き残りを掛けた自分がやらなければ会社が潰れるような覚悟を持った技術屋にならなければイノベーションは生まれないような気がします。無能な上層部が足を引っ張ってお終いです。
  サラリーマン上司ばかりになった現ソニーで誰が画期的なアイデアを生み出せるのでしょうか?甚だ疑問になってきました。

1.  ソニーがウォークマン以来のイノベーションヒットを目指して外部から開発費を集めるクラウドファンディングで社内の若手の自由な発想を製品化したいのだそうです。
  しかし所詮は大企業に守られたぬるま湯開発者と自前で開発費を出し惜しみして外部から集めようなんてケチくさい発想では、所詮旧松下電器のような二番煎じの真似した電器製品しか生まれないでしょう。
  もし本当に独創的なアイデアがあるんだったらさっさと分社化して覚悟を持たせてからクラウドファンディングで好きなようにやらせるべきでしょう。どうせ欧米系のハゲタカ大株主は目先の利益しか求めてないので、成長して利益が出るまで待つことはできないのだから、途中でつぶされます。
  どうもクラウドファンディングという単語に酔っているようですね。大企業がクラウドファンディングをやるなんて卑怯者の発想です。大企業なら自前で予算化しなさいよ。開発費をケチるな!

























2.  元ソニーのウォークマンの駆動部分の設計者の一人が、中高年独立をして空気清浄機や加湿器を開発販売し始め軌道に乗ってきたそうです。





















































3.  リレーオピニオンに、元ソニーのエンジニアで現在経営コンサルタントの方がウォークマンのエピソードを紹介していました。過去の発展中のソニーの精神が良く書かれています。
  しかし、この過去の大企業へ駆け上がる前の栄光時代のイノベーションを、すっかり大企業になり果ててしまった病弱の現ソニーが再び持つことはもはや不可能のように思われます。   創業者が自分の感性で開発・物作りをできた時代は既に過ぎ去りました。あのアップルも創業者Jobs亡きあとライフスタイルを変えるほどのイノベーションは出ていません。
  イノベーションの可能性を秘めたアップルウォッチも創業者の遺産の範囲内です。やはり世の中のライフスタイルを変えるのは奇人変人にしかできないように思われます。   変えられるのは奇人変人が創業者自身である場合や、経営者が奇人変人のアイデアを見抜け、泳がせることが出来るような組織でないとイノベーションは無理ですね。
  常識的な技術屋にできるのはせいぜい改良・改善程度でしょう。


































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11-3. 頑張れソニー考 rev.6 「治療可能なのか? 重体の大企業病」

2014/10 rev.6

  朝日新聞に無配に陥ったソニーが罹っている大企業病のことが連載されています。問題の朝日の記事ですが、政治的な案件ではないので捏造はないでしょう。と言う訳で転載します。
  なんと過去の出井社長時代にアップルを買収する動きがあったことがわかりました。もしその時買収が行われていたら、スティーヴジョブスの復帰もなくアップルは消えIT家電業界はつまらない世界になっていたでしょう。
  またソニーもアップルに先駆けてタブレットを試作までしていたのに見送られたこともあったそうです。幸か不幸か大企業病に陥っていたソニーは、何にもせずに家電大企業として振る舞い、創業精神をすっかり忘れ/無くし、単なる大家電メーカーに成り下がっていたようです。

  連載は8回で終了しました。はっきり言って治療のしようのない重体な企業病ではないかと感じられます。解体してソニーの創業時のコア事業のニッチ家電から出直すしかないのではないかと思われますが、誰か外科手術が出来る名医はいないもんですかね。
  もしくはiPS細胞のような再生治療か内科的な治療か免疫療法か、思い切ってカルロスゴーンをスカウトして大規模リストラからスタートする外科手術とか.........。











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11-3. 頑張れソニー考 rev.5 「ソニー好きとアップル好きはどう違う?」

2012/5/18 rev.5

  exciteニュースから表題の話題を転載します。ソニーがアップルに対抗するのは極めて厳しい気がします。今日英会話のリスニング用にウォークマンを買いました。
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  exciteニュース

「ソニー好きとアップル好きはどう違う?――データから見るペルソナ図鑑」

2012年5月18日 08時00分

  5月に相次いで発表された日本の大手電機メーカーの2011年度決算。まさに総崩れという状況でした。その中でもソニーは過去最大の4566億円の赤字を計上するという厳しいモノになりました。

  こうした状況下、ここ1カ月くらい、多くの方々がソニーの再生について語っています。ソニーは多くのファンに支えられる、日本を代表するブランドです。しかし、ポータブルミュージックプレイヤー市場でアップルの後塵を拝してから、そのソニーファンの質も変貌してきたのではないでしょうか? ……というわけで今回は「ソニー好き」な人々のペルソナを追ってみたいと思います。

●10代〜20代の男性に「ソニー好き」が多い?

  クラウド型消費者分析ツール「ぺるそね※」の2万9093人に「好きな家電メーカーは?」と聞いたのが以下のグラフです。




















  ※ぺるそね……約3万人の消費行動データをもとに、ターゲットとなる人々のライフスタイルを読み解けるナレッジベースサービス。データは2011年9月調査のもの。

  複数回答なので重複はしていますが、トップが「パナソニック」、2位が「ソニー」でした。女性に限ると2位はシャープとなります。1990年代から2000年代の始めごろまでは、最も好かれている家電メーカーは「ソニー」だったと記憶しています。マクロミルが提供している「ブランド・データ・バンク」では好きな家電メーカーのランキングを2004年から時系列で見ることができますが、当初ずっとトップだった「ソニー」が「パナソニック」に逆転されたのは2008年前後でした。

  年代別に見てみると、ちょっと様相が変わってきます。10〜20代の男性に限れば「ソニー」はトップに立ちます。そして全体では10位に入っていた「アップル」が5位に入ってきます。

  グラフ「20代男性の好きな家電メーカー」:




















  (http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1205/18/news006.html)

  20代の男性の好きな家電メーカーのグラフでは、比較対象として男性全体のデータを表示しています。興味深いのはソニーとアップルを除くと、男性全体の数値より上回っているメーカーブランドはないということです。これは、若い人々の家電製品に対する興味が失われていることの現れなのでしょうか? いずれにしてもソニーの未来を支える20代の男性に絞って見ていくことにしましょう。…

●好きと答えているけれど……

  ぺるそねの2万9093サンプルのうち、20代男性でソニーが好きと答えている人は965人います。この人たちを「ソニー好きお兄さん」と定義します。「ぺるそね」ではポータブルミュージックプレイヤー、デジタルカメラ、PC、液晶・プラズマテレビ、ゲーム機、携帯電話について所有しているブランドを聞いています。

  「ソニーが好きと答えていながら、本当にソニー製品を買っているのか?」を調べてみました。比較対象として「アップルが好き」と答えている同世代の男性(470人)を設定し、見ていくことにします。こっちは「アップル好きお兄さん」としましょう。グラフはソニー好きな人がソニー製品を購入している率とアップル好きな人がアップル製品を利用している率を表しています(携帯電話はソニーエリクソン製をソニーの製品としてカウント)。




















  ソニー好きお兄さんが選んでいるブランドは、「液晶プラズマテレビ」「携帯電話」を除いてソニーがトップに来ています(ちなみにその2つのカテゴリーでトップに来たのは「シャープ」でした)。ところが、これが圧倒的というわけではありません。過半数を超えているのは「ゲーム機」だけでした。ウォークマンですら、3人に1人しか所有していません。

  これはアップル好きお兄さんについても同じで、アップルが販売しているカテゴリーで見ると、携帯電話を除いてアップル製品がトップになっています。しかし、過半数を超えているのは「ポータブルミュージックプレイヤー」だけです。携帯電話ではこちらもシャープが僅差でトップでした。

  これを見る限り、ソニー好きな20代男性の多くは「プレイステーション」によってソニー好きになり、アップル好きな20代男性の多くは「iPod」によってアップル好きになっていると言えます。つまり、最近のソニーを代表してきた製品は「プレイステーション」であり、アップルを代表してきた製品は「iPod」であるということです。

  アップルの次の主軸がiPhoneになっていくことは予想がつきますが、ソニーの次の主軸は一体何になるのでしょうか?

●ソニー好きお兄さんVS. アップル好きお兄さん

  それでは、「ぺるそね」を使ってソニー好きお兄さんとアップル好きお兄さんを見てみたいと思います。

ソニー好きお兄さんの特徴

・売れ筋ランキングを参考にして買い物をすることが多く、自分が周囲からどのように思われているか気になっている
・「かっこいい」とか「ユニーク」と思われたいと考えている
・趣味はテレビゲームがダントツで、漫画、カラオケが続く
・興味・関心事はアニメ・漫画、ゲーム、ファッション、恋愛・結婚など

アップル好きお兄さんの特徴

・売れ筋ランキングを参考にして買い物をすることが多く、自分が周囲からどのように思われているか気になっている(ここはソニー好きお兄さんと同じ)
・「センスがよい」とか「頼りがいがある」と思われたいと考えている
・趣味は音楽鑑賞、漫画、テレビゲーム、ショッピング、カラオケ、音楽演奏
・興味・関心事はアニメ・漫画、ゲーム、ファッション、雑貨・インテリア、語学、恋愛・結婚、デザイン、ライブ・イベント、アートなど

  年代的な特徴からか似通った部分はありますが、例えば趣味ではソニー好きお兄さんの方はゲームがトップになっているのに対し、アップル好きお兄さんは音楽鑑賞がトップに来ています。…

  興味・関心事ではアップル好きお兄さんの方が幅広い領域に関心を持っており、特に、雑貨・インテリア、語学、デザイン、ライブ・イベントなどの興味が高くなっています。また、ファッションでも、アップル好きお兄さんの方が、セレクトショップ系のブランドや流行のブランドの好みが鮮明で、おしゃれなイメージが強くなっている、といったところが目立ちます。

  いつものようにペルソナ・イラストにまとめましたのでご参照下さい。

●どうなるソニー好きお兄さんの今後

  ブランディングコンサルタントのマーティー・ニューマイヤーは「ブランドの内容は、企業が定義付けすることではなく、消費者が定義することです」と言っています。であれば、今回のゲームが大好きなソニー好きお兄さんは今のソニーを象徴したペルソナかもしれません。

  今までソニーが提供してきた製品、ポータブルオーディオ、デジタルカメラ、ゲーム機などのことを考えてみると、そのほとんどがスマートフォンやタブレットなどのアプリケーションやサービスに、とって変わられてしまう時代がすぐそこに迫っています。

  前述の通り、次のアップルを代表する製品は「iPhone」になるでしょうが、次のソニーを代表する製品は一体何になるのでしょう。消費者は製品やサービスの利用(ブランド体験)を通してそのブランドのファンになっていきます。ソニーは早急に次のブランド体験をデザインする必要性に迫られている、と言えるでしょう。

  さて、最後に私の大好きなスティーブ・ジョブズの言葉を引用して終わりにしたいと思います。瀕死のアップルに復帰したとき、ジョブズはこういいました。

  「アップル社再建の妙薬は、費用を削減することではない。現在の苦境から抜け出す斬新な方法を編み出すことだ」

[大久保惠司,Business Media 誠]


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  Y-DNA「R1b」の御用商人のスティーヴジョブズははっきり言って嫌いですが、残念ながらジョブズの方が何をすべきか正しく把握しているようです。ソニーの平井新社長も恐らくはわかっているとは思いますが、カリスマ性がないことと絶対専制できない点でアップルにはなれないことはあまりにも明白です。

  個人的には日本企業の「ソニー」に「アップル」を蹴落としてほしいのですが、どうも不可能のようですね。ソニーはもう一度、井深・盛田の専制時代に帰らないと無理でしょう。もし今、若い頃の井深・盛田のご両人がいたら、何を目指したのでしょうか?非常に興味がありますが............!



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11-3. 頑張れソニー考 rev.4 「アップルに対抗できるのはソニーなのだが!」

2012/4/13 rev.4

  4/6の記事でソニーの新社長の凡人ぶりをこき下ろしたのですが、どっこい、今朝4/13の朝日でゲーム畑出身の平井新社長のテレビ事業を中心に1万人の人員削減が打ち出された。リストラ対象の社員には気の毒だが会社が倒産するよりはましである。ソニー神話の時代が懐かしい。ともかく前言は撤回、なかなかの新社長だ、期待したい!

  今後のソニーの中核事業は画像、ゲーム、モバイルの隙間家電3本に絞り研究開発費を集中し、化学事業の売却、テレビ事業の大幅リストラを行い、モバイル事業のビジネスモデルを構築するそうだ。アップル追撃候補No.1とされるソニーだがやっと打倒アップルに向けモバイルを中核とする隙間家電に資本を集中できそうだ。さすがゲーム畑出身の新社長、余計な事業に対する足かせ・しがらみがないため思い切ったことができそうだ。歓迎である。とにかくモバイル事業に資本と工数を集中し、日本人を馬鹿にしたY-DNA「R1b」御用商人スティーヴジョブス亡きアップルをぶっ潰せ!

  我が家のMTBFが2.3年しかないおもちゃ家電品質のテレビBRAVIAが2年後にはまた壊れるので、今度は初心に戻って重電品質の日立か東芝のテレビに買い替えます。

改めて、頑張れソニー!

隙間家電で!

モバイル分野で、アップルをぶっ潰せ!
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2012/4/6 rev.3

  3/14のブログでソニーについて書いたのですが、今日の朝日にまたまた凡人社長と思われる現社長のたわごとが紹介されていましたので、記事にしてしまいました。

  なんと最も不向きなテレビなどの家電部門を重んじるのだそうです。あきれました。当家のソニー製のテレビのように1代目は半年で壊れ、2台目も4年で壊れ、結局平均2年3ヵ月しか持たないおもちゃ品質の家電しか作る技術力のないソニーが、懲りもせず家電を重んじるのだそうです。折角奇人変人のY-DNA「R1b」の御用商人のスティーヴジョブズがいなくなった普通の隙間家電企業に戻ったアップルをたたく絶好のチャンスなのに、なんでわからないんだろう。

  というわけで、今後もソニーの隙間家電程度の製品は買いますが、テレビのような工業製品品質を必要とする一般家電は買う気が一切起きません。どうせ2年ちょっとで壊れるにきまっているからです。

  折角外人の凡人社長がいなくなったのに、また日本人の凡人社長の登場か!少し若くなったから期待していたのに!

  「業務用の最先端の技術を消費者向けに製品化する。これこそソニーの勝ちの方程式だ」と強調....だそうだ。業務用と消費者向けの垣根をなくして製品を開発することがソニーグループを再生させるための重要な手法と位置付けた.....らしい。何処にも「品質を高める」とは言及していない、品質不在のソニー。

  業務用なら2年3カ月で壊れるようなテレビなど市場に出すべきではない!!!!口先だけのウソっぱちにいささか腹が立つ。

  「業務用の最先端の技術」ではなく、「業務用の最高の工業品質」を消費者向けに適用するのがやるべきことでしょう!こんな品質無視のおもちゃ体質ではソニー家電など2度と買う気が起きない!勘違いも甚だしい!

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2012/3/14 rev.2

今朝の朝日に「ソニー頑張れ」という記事がデカく掲載されました。

  アップルに対抗できるのはソニーしかいない、だそうです。

  新興国の発展は技術力向上から、というのが近代史の共通点です。日本は明治維新で先ず富国強兵の軍事立国からスタートし、第二次大戦後技術立国を目指し、日本人のトコトン気質に合ったため成功しました。

  重電/一般家電で先行した総合電機メーカーのみならず、隙間産業だった小物家電でもソニーが日本人のトコトン「突き詰める」という特性を生かして個性と品質を掲げて隙間家電業界1番になったのです。その後電子分野のDRAM等も含めすべての「電機、電気、電子」業界で日本は1番になったはずでした。

  しかしトコトン突き詰めることは得意でも、先を読む力が不足している日本は動きが鈍く変化に弱く、すでに電子化した一般家電分野では韓国に抜かれ、ソニーが確立した隙間家電でもアップルという同じ隙間家電メーカーが現れ、本来なら技術的に相手にならないはずのそれまでの欧米メーカーと違い、スティーブジョブズという奇人変人が、井深・盛田にはなかったデザインの美しさという全く異なる個性を追い求め差別化に成功し、井深・盛田亡き後凡人経営者の元で大企業病に陥りコストカットはできてもヒット商品をだせなかった後続凡人外人社長のとどめの凡人経営で単なる電気メーカーに成り下がったソニーを抜き去った、と思われたのですが...。

  まだ創造主たる天体地球は日本を見捨ててはいなかったのです。アップルだけでは多様性に乏しい、と考えたのでしょう。アップルの個性の源泉をこの世からアッサリ取り払ったのです。

  当ブログでもスティーブジョブズに触れたことがありますが、白色欧米Y-DNA「R1b」の御用商人のスティーブジョブズはもういません。ソニーも井深・盛田はいません。つまり同じ土俵でもう一度ヨーイドンができるのです。これからがJaponisationの真価を発揮するときなのです、縄文土器時代から築いてきた日本人の持つ形にこだわる芸術性を隙間家電製品にも持ち込むときなのです。

  折角ジョブズが隙間家電にデザイン性を持ち込んで成功し、サッといなくなってくれたのです。ジョブズのいないアップルなんて取るに足らない存在です。今回の凡庸製品iPad改良型ではっきりしました。ジョブズの類まれなる我儘個性を引き継げるのはおそらく”日本人のガラパゴス的民族性”だけです。中でも一番近いのがソニーであることは間違いないと思います。

  しかし我々理科系で品質問題に関係してきた世界では、ソニー製品は所詮おもちゃ品質、と考えられています。伝統ある電機メーカーの作る重厚な工業製品品質などまったく持っていないのです。

  昔、GEの家電部門と話をしていた時に、GEでは冷蔵庫が壊れたら中の物が腐る前に駆けつけ復旧するサービス網を構築していると自慢していました。これに対し日本ではそもそも壊れないように作っているから駆けつける必要も復旧する必要もない、と言い返したら、馬鹿か!そんなコストがかかる作り方をしているから日本製品は高いんだ。作った物は壊れるのが当たり前だ。とあまりの考え方の違いに結局平行線のままでした。

  ソニーの物づくりはこのアメリカ型です。「壊れるのは当たり前、その代り壊れたらすぐ直します。」を地で実践しています。

製品品質を表す物差しで良く使われるものに、

●MTBF(Mean Time Between Failure)平均故障間隔、
●MTTR(mean time to repair)平均修復時間もしくは平均復旧時間、

というのがあります。

  我が家のテレビは昔は日立、東芝といわゆる重電メーカー製品でした。故障したことは一度もありませんでした。東芝のテレビの時代に落雷が直撃しさすがに壊れ、旧型になっていた型式のため展示品として残っていたものに交換をしてもらったことがありましたが、それも無故障でした。日立や東芝は工業製品品質で家電を作るためTVは本当に壊れないのです。今でも我が家の洗濯機や冷蔵庫は日立製です。

  ところが5年前に”魔がさして”初めてデザイン重視に方針を変えソニーのテレビBraviaを買ったのです、おもちゃ品質のソニーであることは理科系の世界では既にVaioの品質で有名でしたが、パソコンはともかくさすがにTVは大丈夫だろうと思いヨドバシで一番気に入ったデザインのフローティング型Bravia選んだのです。

結果は「大凶」でした。

  半年で液晶画面に雪が降り始め砂嵐が画面を覆ったため交換してもらい、今年の10月が無償修理対応期間の最後、という先月2月再び液晶画面に雪が降り始め2度目の交換になりました。最初と同じサービスマンが平身低頭で交換にきました。つまり1回目に交換した「良い」はずの液晶も「ダメ」だったのです。

  この時に派生した問題は、最初に電話をした修理窓口の若い感じの担当さんはこの機種の問題を全く知らなかったことです。ソニーの隠蔽体質が透けて見えます(実はどこの会社も同じですが)、見積もりしてから......といい始めたので電話を切り、Webで調べたらちゃんと無償交換ホームページがありさっそく電話して無事交換になった次第です。

  つまりMTBF的にいうと最初が半年、次が4年、結局製品寿命は平均してたったの2年3か月なのです。今回交換しましたが2年3か月後にはまた雪が降るのです。

  2年3カ月後、次のTVは日立か東芝に買い替えます。しかし重電屋さんの作る家電の課題はデザインがダサいことです。なんとかなりませんかね!買いたいと思えないのです!結局減点法でマイナスが少ないモデルに妥協するしかないのです。加点法だとプラスがつかないのですよ!!!!!

  ちなみにMTTR:交換に要した時間は基板類をはずし新しいLCDに取り付け直す作業で2回目は30分程度で、2人来たサービスマンも手慣れた感じでした。MTTR的には悪くはありません。

  まさしく壊れたらすぐ直すアメリカ式です。これがソニーの「おもちゃ品質」なのです。この品質で戦える分野こそ隙間家電なのです。耐久性・工業製品品質を要求される一般家電はソニーには無理なのです。だからソニーの技術者は今こそ井深・盛田精神に立ち戻り、ジョブズのいなくなった普通の隙間家電企業に成り下がったアップルをたたく時なのです。

「頑張れソニー」 隙間家電で!

  そーいえばソニー製のヘッドホーンもすぐ断線したので隙間家電も無理かな!?でも一緒に購入したIC レコーダは無故障です!今のところ。

  一般家電などに資本をつぎ込のは一切止めて、打倒アップルだけに資本を集中しようよ!そうすれば勝てる!はずだ。

あらためて、

「頑張れソニー」 隙間家電だけで!
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2011-10-06 rev.1

●終わったスティーブ・ジョブズの世界

Steve Jobs says

  Stay Hungry. Stay Foolish.
  ハングリーでいろ! 愚かでもいいんだ!
Garapagos says

  高名な学者のウソと隠蔽を見抜け! 
  グローバルな視野と情報でグローバルなデータを見直せ!
  結論ありきの先入観は持つな!
  データは愚直に解析・解釈しろ!
  そうすれば真の日本人の民族性が見えてくる!
  それが日本人のガラパゴス的民族性の真髄だ!

  一方、スティーブ・ジョブズの日本の家電メーカーに対する批判は、

「どの会社も固定観念から脱していない。やつらは海岸を埋め尽くす死んだ魚だ」

だそうです。

  これは中年以上の日本人には当たっていますが、日本の若者達は捨てたもんじゃない、感性豊かな連中がたくさんいます。問題はその感性豊かな若者達の足を引っ張る中高年の上司どもだ。こいつらがガンなのです。

  世界のIT関連の世界で家電に様式美を追求したのはジョブズたった一人だけです。まず美しいデザインがあり、それに全ての電子部品を並べ合わせ欲しい機能を実現する。こんなことを実現できたのもジョブズが奇人変人のワンマンになれたからです。マイクロソフトの大金持ちのビルゲイツも美には全く程遠い俗人でしかない。(そもそもWindowsはMacのパクリでしかない。NEC88/98、Macと使ってきた当方にはWindowsが出たとき、そのパクリと無節操さにあきれたもんです。しかし世の中はWindowsになってしまった。)   ジョブズの美の感性を引き継ぐワンマン経営者はもう出ないでしょう。つまりこれでアップルはマイクロソフトと同じ只の俗世界のIT企業に戻るのです。ジョブズが指示していたとされる2〜3年先までの製品も無理難題を最後まで押し通したジョブズの感性が欠落した後継者では開発陣に妥協し、実現無理なのは目に見えています。

  そうなれば、また日本企業の出番です。ジョブズのいないアップルなんてつまらない企業でしかない。ジョブズのいないジョブズの世界を引き継ぎ「改善」する力つまりJaponizationは日本にしかできないのです。ガラパゴス日本がまた世界をリードできる日が近づいてきました。

  日本のIT企業の若者達よ頑張れ!
  ジョブズの世界をもっと面白く改善してしまえ!
  オールド経営者は黙って日本の若者達を泳がせろ!
  若者達の感性にまかせなさい!
  年寄りはそれを支えればそれで良い!



以上

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