0-5. 各国の名目GDP(IMF資料) グローバルノート - 国際統計・国別統計専門サイト 殿からIMFのグローバルデータを借用しました。 何故アメリカが世界の頂点かよくわかります。人口は世界の3位で、中国、インドの1/4しかありませんが、 しかし一人当たりのGDPが中国の7倍もあり、日本の1.5倍あります。結果名目総GDPは、日本の4倍にもなります。 世界中から人が集まり多様な遺伝子構成になっている多民族国家にも関わらず、この国民一人当たりのGDPが 勤勉な日本より高いことが世界を支えていることは間違いない処です。 このデータの示すところは、つい数年前まで日本は世界の第2位だったはずですが、中国に大きな差をつけられてしまいました。 いくら一人当たりのGDPが低くても圧倒的な人口力には全くかなわないことが極めてはっきりとしました。 しかも日本の人口は今後減少する一方です。 多様な遺伝子を海外から取り込み集団エネルギーを再度高めないと、いずれ日本移民の子孫が多いブラジルや韓国にも抜かれることは必至です。 当ガラパゴス史観はもう先が短いのですが、子供や孫の世代の日本は、過去の栄光にすがるだけの、2流国家に落ちぶれてしまうことは、 今のままならほぼ規定路線でしょう。 働きバチ日本人がほぼ消滅しかかっている老人国家日本は、生産性が再度上昇することは現状全く期待できず、形あるものを何も生み出さない ITでっかちの虚業家達が、人を出し抜きお金を右から左に動かす新しい仕組みを作り、額に汗を流さず大金を稼いで世の中を闊歩し、 中には月に行くと大々的に自己自慢をする者まで現れるような、日本の行く末を只々案じる今日この頃のガラパゴス史観であります。 ![]() 以上 表紙に戻る |